| 適応歯 | 対象となる歯に制限はありませんが、咬み合わせによっては使用を見合わせる場合があります。 |
|---|---|
| セラミックの種類 |
セラミックにはいくつかの種類があり、当院では主に2種類を取り扱っています。 オールセラミック…ニケイ酸リチウムを主成分とするE-max(イーマックス)。自然な透明感が特長です。 |
| ジルコニアセラミック…内側に強度の高いジルコニアを用いて補強したセラミックです | |
| 詰め物の費用 (自由診療) |
セラミックインレー…55,000円(税込60,500円) |
| 被せ物の費用 (自由診療) |
オールセラミック…120,000円(税込132,000円) |
| ジルコニアセラミック…130,000円~160,000円(税込143,000円~176,000円) | |
| 治療回数 | インレー…虫歯治療後2〜3回 クラウン…むし歯治療後4〜6回 |
セラミック治療は、虫歯やケガで傷んだ歯を、セラミックやジルコニアの詰め物・被せ物で補う治療です。周りの歯になじむ見た目を目指します。
セラミックは光を通す素材です。周囲の歯の色や質感に合わせて作ることで、自然な印象に仕上げられます。
歯の形や並びを整える際は、ゴールデンプロポーション(美しさの目安とされる比率)も参考にし、お顔全体とのバランスを考えて設計します。
セラミック治療は、白さだけでなく、歯の色や形を周囲になじませた仕上がりを目指せることも特長です。
虫歯を取り除いた部分に、セラミックの詰め物を装着する治療です。歯の形や咬み合わせに合わせて作製し、周囲の歯になじむ自然な見た目を目指します。
歯の根に土台を立て、セラミック製の被せ物を装着する治療です。当院では、透明感のある自然な見た目が特長の「e.max」を使用しています。
内側をジルコニアで補強したセラミックの被せ物です。ジルコニアの強度とセラミックの自然な見た目を備えています。
薄いセラミックを歯の表面に貼り付け、歯の形や色を整える治療です。付け爪のように歯に装着し、自然で美しい見た目を目指します。
金属の土台をセラミックで覆った被せ物です。金属を使うことで強度を保ちやすい一方、ジルコニアなどの素材が広く使われるようになり、選ばれる機会は少なくなっています。
機械でセラミックを削り出して作る被せ物です。セラミックの特性を備えていますが、歯科技工士が手作業で仕上げるものと比べて、歯への適合や見た目の面で差が出る場合があります。
白い詰め物や被せ物のうち、所定の条件を満たすものは保険診療で使えます。代表的なものが「CAD/CAM冠」や「CAD/CAMインレー」です。コンピューターで形を設計し、機械で材料を削り出して作ります。
CAD/CAM冠には、レジン(プラスチック)を含む材料が使われます。セラミックとレジンを組み合わせた「ハイブリッドレジン」と呼ばれる材料もありますが、セラミックのみの素材とは異なり、強度はやや控えめです。
保険診療では選べる色に限りがあり、使用する材料によっては、時間の経過とともに変色したり、すり減ったりすることがあります。
見た目の美しさはセラミック > CAD/CAM冠 > 銀歯、
強度は銀歯 ≧ セラミック > CAD/CAM冠が一般的な目安です。
銀歯は金属を使うため、腐食する可能性があります。見た目や素材の特徴も踏まえ、治療方法を選ぶことが大切です。
CAD/CAM冠
セラミック冠
セラミックは、自然な見た目に仕上げやすく、金属を含まない素材です。表面がなめらかで、着色や歯垢(しこう=歯の汚れ)がつきにくく、落としやすい特長があります。
陶器のお皿は汚れを落としやすい一方、プラスチック製品には色が移ることがあります。セラミックも表面がなめらかで、汚れを落としやすい素材です。レジンは、セラミックに比べて着色や汚れが気になる場合があります。
歯垢がたまりにくいことは、お口を清潔に保つ助けになります。また、歯に合うよう精密に作製・装着することで、すき間に汚れがたまるリスクを抑えやすくなります。ただし、虫歯や歯周病、治療後の虫歯を防ぐには、毎日のケアや定期的な歯科受診も大切です。
セラミックは、自然で美しい見た目に仕上げやすい素材です。特に前歯では、普段は保険診療を選んでいる方が、自費診療のセラミックを希望されることもあります。
見た目より費用を重視する場合は、保険適用のCAD/CAM冠も選択肢の一つです。
適した素材は、お口の状態や咬み合わせ、歯にかかる力によって異なります。保険診療で対応できる場合もあれば、セラミック以外の素材が適している場合もあります。
素材選びに迷った際は、当院の補綴カウンセリングをご利用ください。ご希望とお口の状態を確認し、それぞれの素材の特徴をご説明したうえで、治療方法をご提案します。